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2014年12月24日水曜日

 平成26年10月10日(金)13:00~16:30、湯沢市の湯沢グランドホテルにおいて、「地域健康づくりシンポジウム&がん検診推進タウンミーティング」が開催され、湯沢市の市民・保健師など110名余りの方が参加されました。

「がん対策・・・がん検診の受診率を高めるために、わたし、私たちができることは何かしら?」をテーマとした、湯沢市、秋田県在宅保健師等ゆずり葉の会、秋田県国民健康保険団体連合会、秋田県の共同開催で、本年2か所目の開催です。

齊藤湯沢市長あいさつ

 
ゆずり葉の会佐藤会長あいさつ

初めに、基調講演として、「地域で健康づくりを繋いでいくことの大切さ」について、茨城県難病相談・支援センターの佐々木峯子さんの講演がありました。
 地域の保健師として、住民主体の健康づくりに携わってきた経験を基に、高齢化社会においても住民が繋がっていくことの大切さをお話しされていました。

次に、県がん対策室の須田室長より、がんについての現状や県の取り組みについて情報提供がありました。

続いて、ミニシンポジウムに入り、湯沢市で女性限定のがんサロン「ぴあCafe♪」を開設している片野ゆかりさんからご自身の体験談と、湯沢市の保健師の佐藤久美子さんから湯沢市のがん予防の取り組み等について発表がありました。

その後、参加者全員がグループに分かれ、がん検診受診率向上のために自分たちができることは何かについて話し合いを行いました。「町内会で検診をみんなに勧めている。」「怖いと思っている人には、簡単な検査であることを伝えてはどうか。」「初めての人間ドックで胃がんが見つかって、なんて幸運なんだと思った。」などなど、経験や日頃の思いを出して活発な意見交換が行われていました。
 がんに限らず、健康については自分自身のこととして考えないと人はなかなか動かないということを感じる一方で、「おせっかい」と思いながらも他人の健康を気にかけている温かい人々がたくさんいることをとても感じるタウンミーティングでした。

 以上、じぇいの報告でした。